のら松の旅日記(ブログ版)

鉄道・登山・県道標識収集の総合旅行記

御霊櫃峠・五色沼・達沢不動滝

今回は五色沼ハイキングコースを全部歩き通すのを主目的にツーリングを行った。

白河から北上し、広域農道をのんびり走る。

f:id:noramatsu:20211121222701j:plain

郡山市に入り、御霊櫃峠に向かう市道に入る。路傍にはコスモスが植えられていて綺麗だ。

 

f:id:noramatsu:20211121223001j:plain

林道御霊櫃線の入口に到着。

 

f:id:noramatsu:20211121231907j:plain

序盤は松林の中を通り抜ける。この日は普通車も何台か通っていた。

f:id:noramatsu:20211121232022j:plain

途中、パラグライダー発着ポイントと思われる場所からはなかなかの好展望が得られた。

f:id:noramatsu:20211121232312j:plain

地図でも特徴的なつづら折りを上っていくと、目の前が開け峠に到着する。
こんなところに公衆トイレがあるとは思わなかった。
せっかくなので、目の前に見えた小高い山に登ってみようと思う。

f:id:noramatsu:20211121232549j:plain

「目の前」とは言ったが、いざ登ってみると意外と距離がある。坂が急なので近くに見えたようだ。距離にして約300m、高低差にして約50m登ると…

f:id:noramatsu:20211121233323j:plain

360度の素晴らしい景観!!

郡山市中心部まで遠望することができる。

ただ風の通り道であるようでかなりの強風が吹きつける。

f:id:noramatsu:20211121233613j:plain

反対側には猪苗代湖を望める。

f:id:noramatsu:20211121234358j:plain

来た道の先には稜線がそびえる。近くに見えるが実際はかなりの距離があるのだろう。

f:id:noramatsu:20211121233833j:plain

振り返ると駐車したバイクが見える。結構登ってきたことがわかる。

f:id:noramatsu:20211121235619j:plain

猪苗代湖側に下ってきた。

この後五色沼に向かった。

五色沼最大の沼で、五色沼というとだいたいここを指しているという、毘沙門沼。

9割以上の観光客はここだけ見て引き返してしまうが、今回は五色沼ハイキングコースをすべて歩きとおす。

f:id:noramatsu:20211121235941j:plain

この日も大勢の人が歩いており、間違いなく有名コースだ。そのため写真多めで淡々と紹介する。

毘沙門沼の奥地。ここまでくると観光客はぐっと減り、ボートの歓声は聞こえない。

f:id:noramatsu:20211122000342j:plain

赤沼。名前に反して緑色をしている。

f:id:noramatsu:20211122000441j:plain

みどろ沼。赤沼より黄色味が強い。

f:id:noramatsu:20211122000604j:plain

お次は弁天沼。今までと異なりかなり青みがかかっている。

f:id:noramatsu:20211122224505j:plain

エメラルドグリーンの美しい沼だ。

f:id:noramatsu:20211122224714j:plain

お次はるり沼。弁天沼と似たような感じだ。

f:id:noramatsu:20211122225212j:plain

すぐ近くには青沼。本当に青い。目が覚めるような色で、五色沼の中でも最もおすすめの沼である。

f:id:noramatsu:20211122225514j:plain

誰かが入浴剤を入れたのではないかと疑ってしまうほどの色だ。

f:id:noramatsu:20211122225740j:plain

柳沼まで行くとハイキングコース終点となる。毘沙門沼までの帰りはバスを利用した。

f:id:noramatsu:20211122230125j:plain

最後は達沢不動滝。滝までの道は途中からはダートとなるが、非常に快適なフラットダートなので普通車でも十分入ってこれる。

f:id:noramatsu:20211122230331j:plain

駐車場にバイクを停め、歩き出す。暗くなってきたので急ぎ足になる。すでにパワースポットのオーラを感じる。

f:id:noramatsu:20211122230835j:plain

不動尊に到着。滝は奥に見えている。

f:id:noramatsu:20211122231156j:plain

雄滝は幅広にまっすぐ落ちる、模範的ともいえる美しい滝だ。夕暮れ時ということもあり神秘的なオーラを感じる。

f:id:noramatsu:20211122231319j:plain

その横では雌滝もひっそりと落ちていた。

f:id:noramatsu:20211122231457j:plain

これ以上ここにいるとそのうちお化けでも出てきそうなので、撤収することにした。
なお、帰りに達沢集落付近で子熊に遭遇した。夕暮れの山間部はやはり危険である。暗くなったら速やかに山を下りるべきだろう。

何はともあれ無事下山し、家への長い帰路についたのであった。