今回は五色沼ハイキングコースを全部歩き通すのを主目的にツーリングを行った。
白河から北上し、広域農道をのんびり走る。
郡山市に入り、御霊櫃峠に向かう市道に入る。路傍にはコスモスが植えられていて綺麗だ。
林道御霊櫃線の入口に到着。
序盤は松林の中を通り抜ける。この日は普通車も何台か通っていた。
途中、パラグライダー発着ポイントと思われる場所からはなかなかの好展望が得られた。
地図でも特徴的なつづら折りを上っていくと、目の前が開け峠に到着する。
こんなところに公衆トイレがあるとは思わなかった。
せっかくなので、目の前に見えた小高い山に登ってみようと思う。
「目の前」とは言ったが、いざ登ってみると意外と距離がある。坂が急なので近くに見えたようだ。距離にして約300m、高低差にして約50m登ると…
360度の素晴らしい景観!!
郡山市中心部まで遠望することができる。
ただ風の通り道であるようでかなりの強風が吹きつける。
反対側には猪苗代湖を望める。
来た道の先には稜線がそびえる。近くに見えるが実際はかなりの距離があるのだろう。
振り返ると駐車したバイクが見える。結構登ってきたことがわかる。
猪苗代湖側に下ってきた。
この後五色沼に向かった。
五色沼最大の沼で、五色沼というとだいたいここを指しているという、毘沙門沼。
9割以上の観光客はここだけ見て引き返してしまうが、今回は五色沼ハイキングコースをすべて歩きとおす。
この日も大勢の人が歩いており、間違いなく有名コースだ。そのため写真多めで淡々と紹介する。
毘沙門沼の奥地。ここまでくると観光客はぐっと減り、ボートの歓声は聞こえない。
赤沼。名前に反して緑色をしている。
みどろ沼。赤沼より黄色味が強い。
お次は弁天沼。今までと異なりかなり青みがかかっている。
エメラルドグリーンの美しい沼だ。
お次はるり沼。弁天沼と似たような感じだ。
すぐ近くには青沼。本当に青い。目が覚めるような色で、五色沼の中でも最もおすすめの沼である。
誰かが入浴剤を入れたのではないかと疑ってしまうほどの色だ。
柳沼まで行くとハイキングコース終点となる。毘沙門沼までの帰りはバスを利用した。
最後は達沢不動滝。滝までの道は途中からはダートとなるが、非常に快適なフラットダートなので普通車でも十分入ってこれる。
駐車場にバイクを停め、歩き出す。暗くなってきたので急ぎ足になる。すでにパワースポットのオーラを感じる。
不動尊に到着。滝は奥に見えている。
雄滝は幅広にまっすぐ落ちる、模範的ともいえる美しい滝だ。夕暮れ時ということもあり神秘的なオーラを感じる。
その横では雌滝もひっそりと落ちていた。
これ以上ここにいるとそのうちお化けでも出てきそうなので、撤収することにした。
なお、帰りに達沢集落付近で子熊に遭遇した。夕暮れの山間部はやはり危険である。暗くなったら速やかに山を下りるべきだろう。
何はともあれ無事下山し、家への長い帰路についたのであった。