今回の記事は、黒沢林道から上った布引高原(前回記事参照)の続きである。
↓前回記事
布引高原から猪苗代湖に下ってきた。ここは秋山浜というところで、キャンプ客が数人いる以外は非常に静かな湖岸の砂浜である。
ここから時計回りに回る…のだが、工事により一部通行止め区間があるようなので、いったん反時計回りに行き通行止め場所まで行く。
猪苗代湖南岸~西岸は県道376号湖南湊線が通っている。
写真は西側(時計回り方向)を向いているが、ヘキサの補助標識に行き先が書いておらず、地名だけが書かれている初めてのパターンだ。察しのいい方はこの後の展開が分かるかもしれない。
いったん反時計回りに行き、青松浜へ。ザ湖岸道路という感じの美しい光景が広がる。
これが見たかった!
見事に湖岸沿いを通る道だ。海と違って波も立ちにくいので、護岸もものものしくなく自然になじんでいる。
一旦通行止め地点まで行き、戻ってくると、ドラマにでも出てきそうな印象的な光景が広がっていた。
とにかく美しい風景だが、観光地化はされておらず静かだ。
秋山浜に戻り、時計回りに進み始める。次に現れたのは金毘羅宮の鳥居。
今にも朽ち果てそうだ。
一部はフェンスもなく、湖と道を隔てるものが限りなくなくなる。こういった写真はなかなか撮れない。
この先、道は山の方に向かうが、右に未舗装の道を分ける。
そして、実はそちらが県道。
砂利道を行くと、水上スキーのインストラクティング施設と思われるところに突き当り、そこで道は完全に途切れる。
分岐に戻り、山の方へ向かう。これは県道376号の不通区間を結んでいる林道(赤崎小倉沢線)である。
林道は湖岸沿いに行くのを早々に諦め、山をぐんぐん上って迂回していく。思っていたよりは広く、普通車でも通れる。
上写真の右奥から下りきったところで、道と鋭角に交わる。左奥に行くと県道376号に再び合流する。
県道に合流。こちら側の県道不通地点はどうなっているか。右奥の未舗装路を行ってみる。
県道らしからぬダートを抜けていくと…
湖に突き当たって完全に行き止まりとなる。
小さな川の河口があるので降りてみた。川が砂浜を削って海や湖に流れ込んでいる風景が好きなのだが、なぜ好きなのかはうまく説明できない。
好きな構図なのでもう一枚。
県道不通の方向を見る。この辺りは特に険しく、湖岸に道を開通させるのは厳しそうだ。
崎川浜を過ぎる。大量のモーターボートが湖の上を走り回っており、秋山浜などと違って落ち着ける雰囲気ではない。
県道は山の中へ。軽く峠越えとなり中田浜に下る。
中田浜はうってかわって非常に静か。
この先は会津レクリエーション公園を経由して国道49号に出る。
国道49号は交通量が非常に多く、のんびり駐車していられないので通過。
湖の東側まで回ってきて、県道9号猪苗代湖南線に入る。間もなく湖岸沿いルートとなる。地形は険しいがこちらはロックシェッドを完備している。
マジックアワーとなり、青から赤への絶妙なグラデーションが見られた。
湖の東側は道も良いのでドライブコースとしてもおすすめだ。
県道234号舟津福良線に入るともうあとわずかだ。
序盤の青松浜のような湖岸ビューはここでも見られる。
県道376号湖岸湊線との分岐に到着。この先は工事で通行できないので、ここで一周達成とする。この後は隠津島神社へと向かった。
↓下記記事の終盤に続きます。