のら松の旅日記(ブログ版)

鉄道・登山・県道標識収集の総合旅行記

川俣桧枝岐林道2023【念願の県境越え達成】

川俣桧枝岐林道は栃木県の川俣ダム湖畔から馬坂峠(標高約1790m)を越え、福島県桧枝岐村に至る長大林道である。

湖畔区間は以前走っているので下記の記事を参照いただきたい。

noramatsu.hatenablog.com

今回は馬坂林道でショートカットし、まっすぐ県境越えに挑んだ。なにせオフロードタイヤを履いたとはいえ、長大林道である上に、キャブ車なので高標高で調子を悪くするかもしれない。万が一に備え早めに県境にたどり着く必要があった。

 

県境区間分岐にある看板。桧枝岐村まで近そうに見えるが、これは県境までの距離なので、向こうに下るにはこの倍の距離走らないといけない。

序盤は右に砂防ダムを見ながら森林の中を走る。写真は撮ってないが、砂防ダムの埋没林がなかなか綺麗だったので、今度はふもとの部分だけでもじっくり見たい。

濡れた岩が印象的な場面。

林道のお約束、未舗装路と人工物の組み合わせ撮影。

栃の葉橋を渡ると、徐々に勾配がきつくなってくる。

山岳路線っぽい雰囲気になってきた。

ここは明らかに以前崩れた場所だな。土砂がどけられて通れるようになっていた。

なお、この辺りで軽自動車とすれ違って大変驚いた。軽四駆かな?四駆でないとかなり厳しいと思うが…

木の高さが低くなってきており、峠が近づいていることを感じる。

栃木県側の山々が望めるスポットで小休憩。

山岳林道のスケール感を感じられるように記念撮影。

分岐から1時間弱で県境到達!!

栃木県側を振り返る。通行止め表示はなく、落石注意の看板が立っていた。

帝釈山登山口。

峠にマイクロバスが停まっていることからわかるように、福島県側は普通車が通れるレベルでよく整備されている。安心して下り始めた。

なお、馬坂峠で休憩を取っていたが、エンジンに不調は見られなかった(ほんの少しだけかかり辛かったが)。標高2000mくらいまでは行けそうだ。ただ、長時間エンジンを停めてしまうのはやはり不安だ。

法面もきっちり整備されている。現在も工事中の場所が何か所かあった。

樹林帯に入ってからもひたすらフラットダートが続く。

特徴的な橋が現れた。沈下橋タイプの橋だろう。

上流側を見ると、砂防堰堤からの流れが美しかった。

その後は時々舗装混じりの道となる。林道交通安全の旗が見えたら終点は近い。

キャンプ場(休止中?)に出たら普通の道となる。ここから桧枝岐村の中心部までは車で5分ほどだ。

せっかく桧枝岐村に来たので、ミニ尾瀬公園をゆっくり散策。

なお、本物の尾瀬はこの前の週に別件で訪れている。

この後、帰る途中に栗山立岩線(福島県側)を訪れた。下記記事へ続く。

noramatsu.hatenablog.com