のら松の旅日記(ブログ版)

鉄道・登山・県道標識収集の総合旅行記

福島県道377号八溝山線

福島県道377号八溝山線は、棚倉から八溝山山頂近くに至る、元林道(久慈川林道)の県道である。

まずは大田原市側から八溝山にいたる道を途中まで上る。

雲岩寺を過ぎ、県道28号大子那須線に入ると非常に道幅が狭くなり、車一台がやっとの道を走る。道幅だけならバイクは問題ないが、タイトコーナーがあるのでギアさばきは慎重に。油断していると立ちごけする。

 

大子那須線の不通区間を分け、市道に入る。
不通区間を歩いた記録はこちら。

noramatsu.hatenablog.com

市道区間は展望がよく、上の写真のように伐採地から那須連山まで見渡すことができる。

八溝山山頂方向を見ると、お城を模した展望台がひょっこりと出ていた。

景色がいいので写真を何枚か撮影。道幅が狭いので車で来るのはお勧めできないが、バイクにはお勧めの道である。

福島県道377号の起点(終点?)に到着。通行止めのバリケードがなくなっている。ようやくここを通ることができるのか、と非常に感慨深い。

ヘキサを発見!長らく封鎖されていた区間にヘキサがあるのは感激である。一気にテンションが上がった。

ヘキサとバイクの記念撮影。

一部路肩が崩壊している場所があった。数年間閉鎖しても直しきれなかったようで、次に大雨が降ったらまた通行不能になりそうだ。

またしてもヘキサ発見。やみぞさんせんではなくやみぞやませんが正しい読み方のようだ。

川との距離が近くなり、県道に寄り添うようになった。このような区間は私は好きだが、増水により路肩が崩壊するリスクは大きい区間でもある。

大森林道との分岐。福島県道60号に抜けられる道であるが、ゲートにより完全閉鎖されている。

!!!

 

ダート区間が残っていくれていた!!

封鎖されている間に完全舗装されてしまったのではないかとひそかに戦々恐々であったのだが、ダートが残ってくれて安心した。

それとともにテンションは最高潮に。

現役県道のダート区間をかみしめるように走る。

しばらく走ると、ダート区間にヘキサを発見!

見づらくはあるが、ダートヘキサは大好物であり、テンションMAXで撮影した。

林道支線との分岐。県道が元久慈川林道であることを示す唯一の現地証拠である。

災害復旧工事が行われた現場。おそらくここが長期通行止めの原因だろう。

数少ない県道の証。

県道らしい立派な柵と未舗装の路面のギャップが萌える。

ここも大規模な災害復旧現場。

意外と未舗装区間は長い。

とうとう舗装が復活。

と思ったら再び未舗装に。

3度目の未舗装だが、もう奥に舗装が見えている。なぜこの短い距離だけ未舗装?

舗装復活の直後、ふもと側の通行止めゲートに到着。この後県道60号に抜け、戸中峠を越えて栃木県に帰還した。