福島県道250号の続きである。
この県道は浅見川沿いに行く県道で、途中で強烈な狭路区間がある。
山の中に分け入って間もなく浅見川大滝がある。滝つぼまで行く道は封鎖されているようだ。
その後は渓谷沿いの道となり、車も少ないのでのんびりと自然を満喫できる。
まだ序盤なのにかなりの狭路に。ワクワクしてきた。
路傍に小さな滝も現れ、だんだん山深くなってくる。
下箒平集落に出ると、道は2回左折する(ここはわかりにくい)。
山奥にある田んぼを見ると、なぜか感動を覚える。人々の生命力というか、営みのたくましさを感じるからか。
下箒平集落を過ぎると、とうとうこの道が本気を出す。
もともとは浅見川林道という林道で、県道に昇格してから舗装されたという経緯をもつ。
うーん、これは完全に林道だ。
浅見川もかなり細くなり、小滝が連続するようになるが、木が邪魔をしていい写真を撮ることができなかった。
!!
完全舗装されたものとばかり思っていたが、なんとダート区間が出現。
現役県道における貴重なダートだ。
思わず記念撮影。
一旦舗装となる。狭路とデリネーターの組み合わせってなんかいい。
再び未舗装となる。この後すぐ舗装に戻ってしまったが、ダートが残っているのが分かったのは大きな収穫だ。
いわき市に突入。峠ではなく、まだ浅見川の谷を詰めている途中である。
いわき市に入ってからは道が少し広くなり、再び快適な道となる。
そして、とうとう国道399号に出た。これにて完走である。
福島県道250号と併せて、とても走りがいのある道であった。
この後はこちらも酷道である国道399号を下り、夏井川渓谷を経由して家へと向かった。
おまけ:帰りに道には福島県道135号三株下市萱小川線を通った。この道も複数の林道をつないだような道で、交通量は集落を通る区間を除きほぼ皆無だった。
中にはこのようにかなり狭い区間も。今までの道で感覚がおかしくなっていたが、ここもなかなかの険道であった。