今回の舞台は筑波山周辺。この日のスタートは筑波山南西側の北条大池から。
とても天気がいいので、バイクを置いて池をのんびり一周した。
平沢官衙遺跡を通目に見て山道に突入する。
まずは茨城県道138号石岡つくば線で不動峠を越える。北条大池の先は急激に道幅が狭くなり、完全一車線になる。
本格的山道に突入。
筑波山周辺は二輪車通行禁止の道が多いので、バイクで筑波山周辺を横断できる貴重な道だ。なお、車が少ないからか、チャリダーが非常に多い。衝突には十分気を付けて走ろう。
不動峠に到着。頭上を表筑波スカイラインが通っているので開放感はない。
八郷側を一気に下る。続いては林道弓弦線。
こちらと次の雪入沢線はある目的地に行くために通過した道である。
チャリが一気に減り、落ち着いたツーリングができる。
あきば峠を越えると雪入ふれあいの里公園に着く。ここはハイキングの起点になっており、多くの人が歩いていた。
ここからの霞ヶ浦方面の眺めは素晴らしい。
一旦下り、雪入沢線に入る。
ここは入口付近だけコンクリート舗装で非常に狭い。
その奥はかなり道幅が広くなる。入口付近だけ既存の道を使っているのであろう。
終点の丁字路はどちらも未舗装路となる。上の写真の左奥から舗装路を登ってきた。手前も奥も未舗装路だが、なんとこちらが県道である。
この道は茨城県道236号筑波公園永井線の一部で、先程の表筑波スカイラインの続きの道だが、なんと未舗装路である。表筑波スカイラインは二輪車通行禁止のため、この地点にバイクで来るには、南側から登ってくるか、林道雪入沢線を使うしかないということだ。
下ってしまう前にホテルいやしの里に寄り道。コロナの影響によりレストランは営業していなかった。霞ヶ浦の絶景を堪能して下る。
自然の家からは舗装路となる。ここからは普通の坂道となり南側に下る。
お次は茨城県道42号の狭路区間に移動。本県道は風返峠の西側は筑波山神社やつつじヶ丘へのメインルートとなっているが、一転して東側は非常に狭い道となっている。
早速大型車通行止の看板がお出迎え。
だんだん狭くなってきたが、まだ普通に通れる。
ここでちょっと寄り道して赤滝に向かう。
個人の山を開放してくれているようだ。ただ不法投棄が非常に目立つのが残念。
作業道を歩き出し、最初の分岐を左へ。すると滝の音が聞こえだすので、音がする方向に向かうように右に折れて斜面を下っていく。あまりしっかりした道ではないので運動靴以上は必要。
赤滝に到着。滝自体は立派だが、上から流れ着いたと思われるゴミが散乱しているのは非常に残念だ。
県道に戻ってさらに先に進むと、本格的な脅しの看板が多く出迎えてくれた。
とうとう核心部分に入る。コンクリート舗装となり猛烈な急勾配になる。写真はまだ優しいほうで、この先は1速でないと進めないレベルの急勾配及びヘアピンカーブになり、止まってしまったら大変だと焦った。
坂を登りきると風返峠だ。立ちごけする恐怖と向かい合わせの、林道より怖い道であった。峠は観光の車で渋滞しており、警察官が何人か交通整理していて写真を撮れる雰囲気ではなかった。
このあと筑波山神社にお参りして林道をさらにたどったのだが、別記事で執筆する。