旅をした日:2008/12/31
所在地:栃木県宇都宮市
比高:
クサリ場・ハシゴ:なし
藪・茨 最近藪っぽくなってきた
難易度:初心者向け
宇都宮市の北部、篠井富屋連峰と国道293号を隔てて南に位置する山である。なだらかな山容、懐にサンヒルズゴルフ場を抱えていること以外には特に言うことはない地味な山である。
私がまだ中学生だった頃、実家にあった地図に載っていた唯一の名のある山で、さらに300メートル級であるこの山に憧れを抱き、いつかは登ろうと心に決めていた。
そして、第1回目の登山。ゴルフ場から山頂をめざしたが、山頂までわずか数十メートルのところで強力な藪に阻まれ断念。
2回目は林道からアプローチだったが、取りつけそうなところを見つけられず断念。
3回目は1回目と同じくゴルフ場から。冬場を狙い、完全武装で藪を突破、見事山頂に到達した。
ここで、北から登ってくる作業道を見つけ、下ったのである。
今回はその作業道をたどって登ることになる。
宇都宮市から国道293号を旧上河内町方面に向かい、東北自動車道をくぐり上の写真の交差点で右折。道なりに行くと下の写真のように民家の脇に着く。
ここには共同アンテナの電柱No.48が建っている。
ここから管理道をたどって登る。
すぐにわかれ道となるが、アンテナのある右へ。ここから一本道でひたすら管理道をたどる。
良く管理されているが、一部若干ヤブ気味なところがある。
また、途中に倒木があるが、巻き道がある。
No.9を過ぎると急な登りとなる。気合を入れて臨もう。
電柱の番号をカウントダウンしながら進む。
5・・・
4・・・
3!
2!
(書いてないけど)1!
ゴーーーーール!!
アンテナがぽつんと建つ山頂は昔と何も変わっていなく、懐かしくなりました。
今となっては大した山ではないが、かつては大冒険の舞台だった山。私の初めて登った本格的な山である戸室山と並んで、大切にしていきたい山です。
歩行時間 40分
登山口(20分)第9号電柱(5分)山頂(15分)登山口