のら松の旅日記(ブログ版)

道路・登山・県道標識収集の総合旅行記

目黒川上流域の暗渠

今回は新シリーズの暗渠編をお送りする。

昔から、東京の暗渠を歩いてみたいという考えはあったが、なかなか実行に移せていなかった。

暗渠歩きを始めたきっかけはコロナ禍で、運動不足を解消するためにいろいろな公園などを歩き始めたが、暗渠を歩けば運動不足解消にもなるし一石二鳥と考えたのだ。

暗渠関係はファンが詳細なレポートを作成しているので、本ブログでは備忘録を兼ねて散歩目的のライト層でも見られる内容とし、流域毎にある程度網羅性を確保できるようにした。

①目黒川

桜で有名な目黒川は、池尻大橋駅から上流側は暗渠となる。せせらぎが整備されており、歩いていて楽しい緑道となっている。通行者は多い。

 

②烏山川

目黒川緑道を500mほど歩くと、烏山川緑道(左)と北沢川緑道(右)の二手に分かれる。今回は烏山川緑道を行く。

緑道は、上写真の上側の北沢川緑道、下側の烏山川緑道ともに、川らしく蛇行している。

橋の欄干がモニュメントとして残っている。川らしさを感じさせてくれるのがありがたい。

東急世田谷線若林駅付近を過ぎると、左側に崖が迫ってくる。23区内でも谷地形を感じられるのが暗渠歩きのいいところだ。

東急世田谷線宮の坂駅付近、小田急小田原線を過ぎると、団地の中の緑道となる。道路の橋の下をくぐる場面もあり、まさしく川の中を歩いているような気分だ。

希望丘公園より先は歩いている人もほとんどいなくなり、寂しい雰囲気が漂う。

環状八号線を渡ると、マンションが立ち並ぶ中の整然とした道となる。暗渠感は薄いが、道の蛇行具合に面影が残っている。

京王線に近づくにつれ歩行者の数が増え、京王線に突き当たって緑道は終わりとなる。

この先の暗渠は不明瞭となる部分があるので、ここで散策は終了した。

③北沢川

烏山川との合流点から歩き出す。烏山川と同様に住宅地の間を蛇行する。

欄干を模したモニュメントが、川への敬意を感じられてよい。

ふと左右を見ると急坂となっている。谷底にいることを感じられてよい。

小田急線の高架をくぐる。

団地の中を進む。

水源は将軍池広場である。

 

④森厳寺川(しんがんじがわ)

北沢川の支流である。写真は合流地点で、北沢川が左から右に流れている。森厳寺川は奥から流れてきている。

下流側は、下北沢駅方面に向かう人が多く歩いている。

小田急線から北側はひっそりとした雰囲気。下北沢駅付近が非常に人が多いだけにギャップが激しい。車道の真ん中に突如植樹帯が現れる不思議な光景が広がる。

あおぞら公園の案内。森厳寺川を示しているかのような青い線が特徴的だ。

幹線道路と北沢中学校でいったん暗渠は途切れる。

北沢中学校北側で再び暗渠が出現するが、すぐに突き当りとなる。このあたりが上流端であろう。そのまま谷を登っていくと笹塚駅に着く。

 

水無川(烏山川支流)

河川法上の名称は烏山川だが、通称水無川と呼ばれる。支流にしてはかなりの延長がある。

蘆花植物園の西側から遊歩道は始まる(写真手前方向)。

しばらくは「水際の散歩道」として整備されている。千歳烏山駅に近く、生活道路として使われている。

京王線上流側も住宅地の間に暗渠が伸びる。

国道20号を越えると、とても23区内とは思えない風景となる。

石塀の下に石積がある。河川の護岸の名残であろう。

奥の住宅地のほうが一段高くなっており、暗渠らしさを感じられる。

いつの間にか道は中川遊歩道という名前になっており、三鷹台駅前通りにぶつかって終わる。

近くには牟礼の里公園(このあたりだけ小高くなった残丘地形)や神田川の支流の暗渠もあるので、また訪れたい。

目黒川流域のその他の暗渠は別記事で紹介したい。

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