鷲子エリアの林道群後編。
前編を見ていない方は是非見ていただきたい。
⑧所林道
鷲子エリアの代表的な林道。一部ダート。下記記事を参照。
⑧一本杉林道
県道232号から分岐して入っていく。
入ってまもなくチェーン閉鎖。北側(所林道側)からも入ってみたが廃道化していたため、どのみち通り抜けは出来なさそうだ。
⑨江戸沢林道
所林道から分岐する林道。地図上で南北に通るのが所林道で、左に分岐するのが江戸沢林道、右に分岐するのがこの後に紹介する砂川林道だ。
入口のゲートは開いている。常に開いているらしい。
序盤は渓流沿いのフラットダートで気持ちがいい。
林道によくある名物標識。
唐突に終点の標識が現れる。行き止まり林道なのに途中に終点があるという珍しいパターン。その先もダートが続いているので進んでみる。
下り坂に転じ、カーブも増えやや険しくなった道を行くと、本当の終点に到達。
全線ダートの走りがいのある道であった。鷲子エリアで一番お勧めのダートである。
⑩砂川林道・砂川林道支線
所林道から分岐する。
まもなく左手に茶畑が見える。おそらく林業関係以外で唯一の林道利用者。右側には耕作放棄地が広がり、寂しい雰囲気。
一つ目の支線分岐。左のほうが明らかに道がいいので左に進んだが、本線は右らしい。
というわけで支線に突入。さらに分岐が出現。左のほうが明らかに使われているが、右が支線で左は支線から分岐する分線である。走行時はこちらが本線だと思い左に進んだ。
かなり急勾配な道を行くと、500mほどで終点。右に分岐する道があるが、すぐ広場に出て道はなくなる。
トレールタイヤが初めて本領を発揮した瞬間であった。
分岐に戻り、砂川支線林道を進む。道の状態は先ほどより悪くなるが、問題なく登れる。
500mほどで終点に到着。最初の分岐に戻り本線をたどる。
先ほどの2本の支線より明らかに人が入っていない雰囲気。
途中から沢の水も入り混ざり、湿地帯のようになる。草だらけでどこが路面だかわかりづらい。
うーん、撤退を考えるギリギリの状況。
なんとか終点に到着。本線が一番ひどい状況であった。
⑪光崎地区の謎の道(町道?)
さて、おそらく林道ではないものの、所林道から県道232号を挟んで東側に延びる道(おそらく町道)も探索してみた。
初めこそ集落の裏道といった感じだ。
500mほど進むと両側には耕作放棄地が広がる。かなりの面積で、寂しいものである。路面もボロボロで波打っており、見捨てられた雰囲気だ。
前が見通せないので、ここからは歩きで探索する。
沢を渡ると少し路面の状況がよくなる。林道っぽい標識があり、どこかから林道に切り替わっているようだ。
看板があるだけで一気に林道っぽくなる。
分岐に到着。国有林とあるので林道なのは間違いないようだ。
探索はここまでとする。こんなところに安置されたお地蔵様に驚きながら、この場を後にした。