のら松の旅日記(ブログ版)

鉄道・登山・県道標識収集の総合旅行記

今市ダム周辺の林道

今回はダート林道の意外な宝庫、今市ダム周辺を紹介する。

①林道釜ノ坂線

砥川左岸を遡上していく林道。情報が少ないのでとても気になる道である。

すぐに未舗装となり、しばらくは快適なフラットダートを楽しめる。

 

そして、さっそく最大のハイライトが!!

楽しい洗い越しの登場にテンションが上がる。

ここでしばらく記念撮影をした。映える。

良く管理された森の中を進むと、どちらに進めばいいかわかりづらい分岐が。ここは右に進む。

すると、道は舗装となった。ピストン林道で手前側がダートで奥が舗装というのは珍しい気がする。

雰囲気のある林業小屋。

地形図通りの場所で終点となった。

 

②西沢線・西沢小沢入線・小沢入線

この辺りの林道の基幹的な存在。

今市ダム手前から左に入る道が西沢線だ。全線舗装である。

登りきると突き当りとなる。左は西沢小沢入線、右は西沢線の続きだが…

完全に廃道状態。

西沢小沢入線を進む。

廃道となった西沢線側から見るとこんな感じ。一見すると一続きの舗装路に見えるが、直角に取り付いていることから別路線と分かる。

西沢小沢入線へ進む。その名の通り、西沢線と小沢入線をつなぐ道だ。途中までは舗装だが、ダートへと変化する。

霧の中、心細いダートを進む。

広場に出るともに、その先は通行止めのバリケードが。ここでちょうど休憩している方がいたので話を聞いたところ、この先の小沢入線はかなり荒れているらしい。また、ヒルが大量にいて大変とのことだ。実はここに来る途中でもヒルが一匹登ってきているので、慌てて退散。

日を改めて、小沢入線を南側からアタックしてみることとした。

すぐに未舗装となる。快適なフラットダートだ。

序盤は右側に岩を削った切通がある。しばらくは管理された林の中を通る。

中盤は小百川がすぐ近くに迫る。

小沢入沢に入ってある程度進んだところで、立ち入り禁止の表示が。

この先は工事中のようだが、バイクを下りて少しだけその先の様子をうかがってみると…

完全に道が川の流れに飲まれていた。

完全に進行不能なので反対側に回り込むこととする。

栃木県道245号で回り込み、小沢入線の北側の入口に来た。ゲート閉鎖されていると思ったらされていなかった。

出だしからダート。どこまで行けるだろうか。

ぐんぐん上っていく。立派な落石防止網と未舗装路のアンバランスさが素晴らしい。

登りきり、広場に到着。ここからは細かいアップダウンが続く。

右側が開けてきた。

災害復旧の現場に到着。すでに現場が完成していたので問題なく通れた。これは完抜への期待が高まる。

林道にしては切り立った法面だ。

切通の先はコンクリート舗装を交えながらのかなり急な下りとなる。

見覚えのある広場に出てきた。右を見ると通行止めのバリケードが。西沢小沢入線との交点に抜けることができた。

今までの調査をまとめると、小沢入線は途中で分断されているが、北側については、西沢小沢入線、西沢線を経由して完抜することができることが分かった。

 

③林道小和田線

今市ダムに向かう市道を進むと、西沢線入口の手前に右に入る道がある。

まずは砥川を渡る。

いきなり未舗装となるが、一部舗装が復活しながら砥川を離れ、支流の沢に入っていく。

非常にわかりにくい分岐に来た。本線は右だ。

少し進むとさらに分岐が。まずは右の本線を進む。

最初こそ渓流沿いの気持ちのいい道だが、どんどん道が荒れてくる。

小崩落を超えて進む(写真は帰りに撮影)。

だんだん道っぽくなくなってくるが、まだ進めるので進む。

そして行き止まり。獣の強烈なにおいがするので長居は無用。撤収した。

続いて1つ目の支線に入る。ゲートが開いていたのでお邪魔させてもらった。渓流沿いの道で、本線よりは路面が安定している。

こちらも終点に到達。

最後に一番最初の分岐を直進して砥川沿いに進むことにした。地形図にない道で、長くは続かないだろう。

予想通り、300mほどで終点に到達。これでこのエリアの林道探索が完了した。