のら松の旅日記(ブログ版)

鉄道・登山・県道標識収集の総合旅行記

小浦海岸と素掘り隧道【房総秘境探訪シリーズ】

今回は茂原市付近に前泊したあと、房総秘境探訪の目玉、小浦海岸に向かった。

小浦海岸へのアクセスは、ドン・ロドリゴ上陸地用の駐車場を使うとよい。せっかくだからドン・ロドリゴ上陸地に寄り道。外房随一の美しい景観だ。ここでは浜に降りることはできない。小浦海岸に向かおう。

 

駐車場から北に100mほど進むと小浦海岸の入口がある。特に案内もなく目立たない。

なお、車で進入して立ち往生するものが多発したためバリケードが置かれている。

道はしっかりしているものの、あまり人は通っていなさそうだ。

しばらく進むと素掘り隧道に到着。
うっそうとしており異世界への入口のような雰囲気だ。

隧道は崩落も見られずしっかりしている。海側の出口付近の右側には横穴もあったが、不気味なので中を覗くのはやめておいた。

海側から隧道を振り返る。

無人島にでも来たかのような雰囲気だ。

隧道の先は一気に開放的な雰囲気となり、海が近いことが分かる。

とうとう海が見えてきた。踏み跡を下る。

朝日が昇る素晴らしい景色を独り占め!!!

房総半島随一の景観だが、観光地化されておらず落ち着いた雰囲気だ。

両側が断崖で区切られており、完全にプライベートビーチ状態となっている。

少し北側の踏み跡を歩いてみる。何やら穴が見えるぞ。

向こう側が明るい。さらに進むと…

なんだこれは!!!

2つの穴がぽっかりと開いていて、向こう側に海が見える。

右側の穴を見てみる。まるで窓のようだ。海とはかなりの高低差がある。

正面の穴の向こうも海だ。こちらも高低差があり海に出ることはできない。

なんとも不思議な場所であるが、この洞窟の目的は何なのであろうか。

(諸説あるようだが、確定できる根拠はないようだ)

洞窟から北側を望む。写真撮影に夢中になって落ちないように注意が必要だ。

洞窟の外側ぎりぎりまで手を伸ばして内側を撮影。どう撮っても映える場所だ。

ウェディングフォト撮影場所としても人気なのもうなずける。

しばらく絶景を眺めた後、次の目的地に向かった。