のら松の旅日記(ブログ版)

鉄道・登山・県道標識収集の総合旅行記

夕木川沿いの隧道群【房総素掘り隧道探訪シリーズ第2弾】

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小田代地区は素掘り隧道天国で、特に夕木川沿いは隧道連続地帯である。地図を見ると通り抜けできるようなので通ってみた。

その前に、休憩で寄った遠見の滝を紹介する。

「山の駅 養老渓谷 喜楽里」の近くに位置し、看板もあるので見に来ている人が何組かいた。

 

遠見の滝自体は滝と呼ぶにはあまりにも小さいが、注目すべきは川廻しの滝であること。おそらく千葉県内で一番気楽に訪れることのできる川廻しであろう(この後紹介する濃溝の滝は駐車場から10分ほど歩く)。

内部を撮影。崩落の危険があるため残念ながら通り抜けはできないが、いい雰囲気の川廻しである。これが気軽に見られるのはありがたい。

 

前回紹介した共栄・向山トンネルの先の道をずっと行くと、道幅が急激に狭くなる。

おっと、全面通行止めの看板が…行けるところまで行ってみよう。

路上堆積物が多く、車は全然通っていない雰囲気。

最初に現れるのは蕪木3号トンネル。小ぶりで素朴な隧道だ。

奥には蕪木4号トンネルも見えている。

反対側の坑口。

蕪木4号隧道。

地層の模様が特徴的である。

トンネルが連続する風景は画になる。

おっと、ついに通行止めになってしまった!

徒歩で先の様子を見てみる。

盛大に陥没してる。

あちゃー、これはさすがにバイクでも通れないな。

徒歩ならさらに先の様子を見てみる。

カーブを曲がった先に牛尻戸下トンネルが口を開けている。こちらも天井が低く圧迫感がある。素掘りにしては長めの隧道である。

内部の様子。地層が斜めになっているのでものすごい勾配があるように錯覚する。内部は崩落したと思われる岩がゴロゴロしている。

反対側。隧道の通り抜けはできたので、バイクを置いた場所に戻り、反対側からここまで来れるか試してみる。

反対側からは寄り道せずに一気に牛尻戸下トンネルまでたどり着いた。途中落石がゴロゴロしているところがあるが、バイクならたどり着くことができる。なお、その先の通り抜けができないことは先ほど述べたとおりだ。

↑牛尻戸下トンネル南側にある牛尻戸上トンネル。

 

隧道巡りはさらに続く。

↓次回

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