前回記事の続きで、筑波山ツーリングの続きをお送りする。
林道に入る前に、道路界隈では有名は筑波山公園線(つくば道)を様子見する。
筑波山神社付近から入る。出だしから狭い道で、路肩が危ういところも。
90度右に折れると、道はコンクリート舗装となる。
すると、目の前には猛烈な急勾配が!!
つくば道は日本の道100選にも選ばれている、古くからの参詣道だ。
しかしあまりの急勾配ゆえバイクで通るとこけそうだし、車で通るにもかなり狭いので、いつか勇気が出たら走破したい。
振り返ると視界の大半が道で埋め尽くされる。
塀を見れば急勾配ぶりがよくわかる。
続いて、沼田新田酒寄線で筑波山の西側を回り込む。入口付近は筑波山梅林の中を通り、梅のシーズン時は通行止めになる。入口に自販機がある林道というのも珍しい気がする。
快適な舗装路だ。道幅も広く車での通行も問題ないだろう。
突き当りを右折するとなんと通行止め。ここはいったん左に行き山を下りて迂回した。
大幅に迂回して林道沼田新田酒寄線に復帰。道はコンクリート舗装になる。
分岐があり、直進は通行止め。ここを左に行くと林道鬼ヶ作線に接続する。
快適な舗装路を順調に走破していくと突き当りになる。裏筑波観光道路と呼ばれる道で筑波山の裏登山口に至る道であるが、仙郷林道との分岐から先は通行止になっていた。
左は仙郷林道。筑波高原キャンプ場を経由して国民宿舎つくばねに至る道だ。
念願のダートを踏みしめる。
起点付近は伐採地となり景色が開ける。
加波山などを望む。
筑波高原キャンプ場に到着。すでに多くの人がキャンプの設営を始めていた。ここまではキャンプ場までのアクセス路のため道は非常に良い。
さて、国民宿舎方面へ。少しひっそりとした雰囲気になるが依然として極上のフラットダートだ。
途中、かなり山深いところで登山者たちが歩いているのが見えた。日没まであと1時間もない。大丈夫だろうか。とりあえず先へ行く。
国民宿舎つくばねに到着。ここより東側の道は二輪車通行禁止になるため、バイクは仙郷林道を引き返すしかない。
というわけで仙郷林道を引き返す。心配だった登山者一行は国民宿舎つくばねの近くまで来ていたのでとりあえず一安心。
裏筑波観光道路に戻ってきた。あとはひたすら下りとなる。コンクリート舗装の特徴的な急坂はいつしかゆるやかな下りになり、久しぶりに生活感のある人里に降りてきたのであった。