岩本観音は、大谷とろまんちっく村の間に位置する小さな岩山に位置する観音様だ。
岩山の標高は212.0mで、山頂にある三角点名は新里である。ここは便宜上岩本観音山と呼ぶ。
以前は竹がうっそうと生えていた記憶があるが、大部分が伐採されて開放的な風景となった。また、大谷石でできたカエルの像が大量に配置されていて、以前とはずいぶん雰囲気が変わった。
大谷石の石段を登っていく。風化によりかなり歩きづらい部分があるので、足を踏み外さないように注意。
大谷石の間をすり抜けていく。山全体が巨大な大谷石の岩でできたような山だ。
観音様のところまで来た。
壁面には最近彫られたと思われる観音様も。
謎の穴を発見。5mくらいで行き止まりになっており、特に何もない。不思議な場所である。
参道左側の伐採地の作業道に出る。一番上まで登り、山頂目指して分け入っていく。
岩と岩のわずかな隙間を通る。山頂に行くにはここからでないと困難である。
ここを超えれば山頂まですぐだ。西側は石切り場なので落ちないように注意。
山頂の三角点に到着。ほんと、すぐ登れるのに難易度の高めな山だ。
この辺りの山でよく見かけるカワスミ氏の山名板があったが、文字がかすれていて読めなかった。
これにて登山完了。懐かしい気分のミニピークハントであった。