のら松の旅日記(ブログ版)

鉄道・登山・県道標識収集の総合旅行記

【ゆるキャン△大井川編聖地巡礼】大井川鐡道で吊橋巡りpart1

台風15号により、本連載で訪問している場所のほぼ全域で甚大な被害が発生しております。被災した皆様にお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

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前から行ってみたかった大井川鐡道乗りつぶし秘境駅訪問と、ゆるキャン△大井川編聖地巡礼をアニメ化前にすましておこうと思い、決行することとした。

なお、旅程は当日に決めたため1日目の出発は遅くなっています。

まずは1日目。東海道新幹線で静岡駅まで行き、東海道本線島田駅へ。ここを1、2日目の宿泊地としている(この後の旅程を考えると2日目の宿泊地は千頭周辺のほうがよかったのだが、正確な旅程を決めていなかったのでとりあえず潰しの利く島田にした)。

島田駅から徒歩で蓬莱橋に向かった。暑さが厳しく時々休みながら歩く。

ようやく蓬莱橋が見えてきた。全長897.4mで世界一長い木造人道橋である。

 

目の前に立ってみると、本当に長い。対岸が見えない。

渡り始める前に、橋のたもとの茶屋で抹茶フラペチーノを頼んでほっと一息。

(原作で大井川組が最後に立ち寄った橋。抹茶フラペチーノと思われる飲み物も飲んでいる)

さて、蓬莱橋を歩き始める。

下流側を見る。大井川のスケールの大きさがよくわかる。なお、天気が良ければここから富士山が見える。

だいぶ長いこと歩き、ようやく水が流れている部分にたどりついた。

橋の長さは900m近くあるので、往復するだけで2km近く歩くことになる。

対岸に到着。売店などがあるようだがすでに営業終了。

少し階段を上るとビュースポットがある。こんな画が撮れるのは蓬莱橋だけであろう。規格外の長さだ。

さて、帰り始める。

先ほどまでいた右岸側は河岸段丘になっており、段丘の上は茶畑になっている。茶畑への往復のために、蓬莱橋は現役で使われている。ただの観光用の橋ではないということだ。

ここから2日目。大井川周遊きっぷを買い、2日間の旅が始まる。大井川周遊きっぷ大井川鉄道本線、井川線及び寸又峡及び閑蔵行のバスに2日間乗り放題で4900円と破格の切符である。

なお、始発の金谷駅から、本日最初の目的地である奥大井湖上駅までの運賃は2560円。なんと奥大井湖上まで往復するだけで元が取れてしまうのである。そのため、奥大井湖上より後の旅程は実質ただで移動しているようなものである。

千頭駅に到着。井川線に乗る。列車の小ささに驚く。森林鉄道のような雰囲気だ。

井川線は険しい地形を蛇行しながら大井川にへばりつくように走るので、びっくりするくらい遅く、日常の交通手段としては正直役に立たない(バスのほうがよっぽど早い)。

しかし、ここはさまざまな特異性から列車に乗ることが目的のアトラクションとなっている。これからそのアトラクションに飽きるほど乗ることができる。

井川線最初の途中駅、川根両国駅を過ぎると、右側には大井川の雄大な流れが広がる。井川線はその端っこに申し訳なさそうに細々と走っている。

 

※続きはpart2で!

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