のら松の旅日記(ブログ版)

鉄道・登山・県道標識収集の総合旅行記

【ゆるキャン△聖地巡礼】大井川鐡道で吊橋巡りpart4

noramatsu.hatenablog.com

ゆるキャン△3期制作決定記念に、書き溜めていた記事を一気に公開します。

 

八橋小道をダッシュで巡ってきた私は、井川線に乗り千頭駅まで戻ってきた。

まずは遅めのお昼を食べる。

千頭駅から徒歩1分ほどのcafeうえまるさん。写真奥のほうにゆるキャン△原作絵が展示されている(店内にもポスターやグッズの販売がある)。

お目当てはもちろん、原作でなでしこが食べていた長島ダムカレーだ。ベーコンはアプト式鉄道を、ゆで卵は奥大井湖上駅を、エビフライは吊り橋(しぶき橋)を表している。具材が豊富で美味しい。大満足である。

 

この後、歩いて両国吊橋に向かう。

ザ・静岡という感じののどかな風景の場所を過ぎ…

両国吊橋に到着。真下には井川線の線路が見える。

ここは作りがしっかりしているのか、見た目の割にはあまり揺れず、全然怖くない。

こうやってみると、大井川が滔々と流れている隅っこに井川線が申し訳なさそうにへばりついているのが印象深い。

これぞ私が見たかった大井川の吊り橋の景色。視界の大部分が大井川で占領される。とても開放的な風景だ。

折り返した後、帰りは歩行距離を少しでも減らすために川根両国駅から千頭駅行きを利用。家と家の間のような場所を入っていく。

ホームは非常に簡素なものである。乗務員から、ホーム後方の線路上で待つように言われた。ホームが非常に狭いゆえの措置だろうが、線路上で列車を待つ珍しい体験だ。

フリーパスなので実質タダで千頭駅に戻ってきた。

金谷行きの電車までは少々時間があるので、川根茶ソフトクリームを頂く。これが本当に美味!!

さて、金谷行きの電車に乗り、最後の目的地、塩郷駅へ。

塩郷駅到着直前に、上方に吊橋が見える。

大井川で一番長い吊橋である、塩郷の吊橋だ。

塩郷駅から1分ほど歩き、吊橋に向かおうとしたその時、「夫婦滝」なる看板が。次の電車まで余裕があるので寄り道してみよう。

小さな木橋を渡り、川沿いに延びる道を歩く。

少しだけ山に入ると滝に着いた。小さな滝だが清涼感がある。2本の流れが寄り添っており、脇には小さな滝もある。

滝の入り口にはカフェもある(この時はやっていなかった。)

寄り道を終え、塩郷の吊橋(久野脇橋・恋金橋)へ。住宅や道路、線路の上を一気に越える珍しい吊橋だ。これだけ長い吊橋を渡るのは初で、テンションが上がる。

橋の中ほどに来た。これだけ長いとさすがに結構揺れるが、その揺れがまた心地よい。とても楽しい吊橋だ。

戻る途中で反対方向の電車が通過した。吊り橋の下を電車が通る珍しい風景だ。

往復し、次の電車までまだしばらく時間があるのでホームで風にあたって涼んだ。大井川に夕焼けが映る。長い一日を終え、島田の宿泊地に戻ったのであった。

 

次回、最終回。

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