のら松の旅日記(ブログ版)

鉄道・登山・県道標識収集の総合旅行記

大窪林道・畑小屋林道・玉川林道

この日は11月にしては異例の高温となる日だった。そこで、普段なら会津はもう寒くて行くのが困難な時期だが、行ってみることにした。

国道400号を昭和村方面に向かって走り、舟鼻峠を越える。こちら側の大窪林道入口はチェーン閉鎖されていた。

 

ここを突破するわけにもいかないので迂回する。人気のないのどかな道を走る。周辺の山々は橙色に色づいており、非常に美しい。

畑小屋集落に向かう。

畑小屋林道入口に到着。ここから大窪林道方面に向かう。

落ち葉で路面が隠れているところが多く、交通量は少なそうだ。

ゲートを過ぎ、しばらく上ったところで大型動物に遭遇。逆光で黒く見えたので一瞬熊かと思い急いで引き返す。

ただ、その大型動物は逃げなかったため、鹿であろうと判断。再び上り始める。

小さな滝の脇を通り過ぎる。

標高が上がってきて、山岳林道っぽくなってきた。

大窪林道との分岐に到着。

大窪林道をまずは東(舟鼻峠)方面に向かう。やや荒れた路面のためゆっくり走る。熊出没が怖いのでクラクションを時々鳴らした。

しばらく行くと路面が安定してきた。景色は初冬の装いだが、暖かい。標高は1000mを優に超えている。正直異常だ。

下りがややきつくなったところで景色のよいところに出た。同時にツーリングの集団に合流。今まで心細かったので安心した。

ここで一休み。

一面に山々が広がる絶景だ。
舟鼻峠方面に向けて再出発。行けるところまで行ってみる。やや荒れ気味の急な下りなので運転に注意が必要だ。

砂利が深いのでスリップに注意。

舟鼻峠の旧道に出るところでチェーン閉鎖。引き返す。

畑小屋林道との分岐まで戻ってきた。大窪林道を直進し、駒止湿原方面に向かう。

落ち葉が積もっており、路面が見えづらいので慎重に走る。

アップダウンの少ないフラットダートを進む。

左側に湿原が見えてくると駒止湿原は近い。

駒止湿原が近づくと、車も見られるようになる。

卵池まで下ってきた。

卵池は静かな小さな池である。

玉川林道との分岐を駒止峠方面に進む。事前情報だと通行止めのため、行けるところまで行こう。

林業作業中の重機がいたが、ありがたいことに通していただいた。

林業に利用されているだけあってスーパーフラットダートが続く。

通行止めが見当たらないがどこまで行けるのか。

あれ、道が下りに転じたぞ…?

なんと舗装路に出てしまった!!

事前情報になかった完抜達成に戸惑いを隠せない。

もともとどこかで引き返して昭和村方面に行く予定だったが、抜けてしまったのでこのまま国道289号旧道を通って南郷方面に向かう。

駒止峠に到着。南郷側は通れなかったはずだが、通行止めの表示はない。

旧道を下る。紅葉が素晴らしい。

誰もいない中、紅葉を独り占め。

現道まで下ってこれた。通行止めと思っていた場所が2か所通れることができ、思わぬ収穫となった一日であった。