part5でようやく2日目となる。
この電車は当たり電車で、座席はふかふかで気持ちいい。
いきなり写真が飛ぶが、千頭駅から寸又峡温泉行のバスに乗り換えて終点の寸又峡温泉で降りたところだ。このバスもフリーパスの範囲内で、本日は金谷からの帰りを除き、フリーパスを用いてタダで移動できることになる。
「寸又峡温泉」のモニュメント。ゆるキャン△原作を読んだ方にはおなじみの場所だ。
温泉街を進む。大規模なホテルはなく、こじんまりとした民宿などが立ち並ぶ。
ここは帰りに訪れる予定の紅竹さん。ここも聖地のひとつだ。
これも原作に登場した顔ハメパネルだ。
本日のメイン、夢の吊橋に向けて歩き出す。一周90分はかかるルートだが、大勢の人が歩いている。
※夢の吊り橋は現在、災害により通行できません。詳細は夢の吊り橋公式情報サイト等をご確認ください。
この道は林鉄を林道に転用したもので、途中にはトンネルもある。トンネルはひんやりとしており涼める。
分かれ道に来た。ここからは一方通行で、まずは右に下って夢の吊橋を渡り、登り返してから反時計回りに遠回りして帰ってくる。
吊り橋が見えてきた。驚くほど青い湖に、一筋の吊り橋が映える。
吊橋に向かって、階段をどんどん降りていく。あとでこの高さを登り返すことになるが、今は考えないでおこう。
遊歩道を歩けばすぐに到着だ。
現実離れした光景が広がる。
青い湖に白っぽい吊橋が延びていく素晴らしい風景なのだが、正直楽しんでいる余裕がないほどものすごく揺れる。複数人で渡っているので揺れが自分の歩くペースに合わず余計にバランスを崩しそうになる。
あまりにも揺れるのでいったん立ち止まって揺れが小さくなるのを待つ。塩郷の吊橋のほうが揺れると言ってたあfろ氏はとんだホラ吹きですね。こちらのほうが比較にならないほど怖いです。
足元はこんな感じ。下がスケスケなのも恐怖感をあおる。
渡り切り、ハイキングコースの続きを行く。
「休みながらゆっくりと304段です」原作にもあったこの看板は、現地で見ると絶望させられる。
ぜえぜえ言いながら登りきる直前に、夢の吊橋を見下ろすスポットがある。
ここで一休憩。
その後もぜえぜえ言いながら登り、林道に到着。この道は寸又川右岸林道で、元千頭森林鉄道で、林鉄由来の道だ。そのためか勾配は緩い。
帰りの方向に向かう前に、少し先に展望台があるようなので行ってみる。
尾崎坂展望台に到着。林鉄の車両が飾られている。
「千頭森林鉄道ここにありき」の碑があるのが感慨深い。
展望台からの眺望は残念ながら今一つ。
あとは帰りだ。左岸林道をだらだら歩くことになる。
飛龍橋を渡る。昔はこの上をトロッコ列車が走っていた。
帰りの途中でも、渓谷と夢の吊り橋が一枚に収まる、この場所の象徴的な写真が撮れた。空の青と山の緑、そして湖の青が印象的だ。
最後に紅竹さんの渓流そば。こちらもゆるキャン△原作に登場している。お店の壁にはゆるキャン△のポスターが貼ってあったほか、レジ前にも原作で登場するコマが掲載されていた。
これで今回の旅は終了。金谷駅に戻り、帰路についた。