久しぶりの踏切ネタ。今回は宇都宮線片岡~矢板間の意外なところにある、岡村道踏切を紹介する。
まずは線路北東側の田んぼから、何の変哲もない農道に入る。
線路沿いを走り、急な上りを超えると小高い丘に入る。
踏切はどこだ…?
道は田んぼのへりを通っていくが、線路からは遠ざかってしまった。
道は林の中に入る。
南側の入口に出てしまった。踏切を探しに戻ることにする。怪しいのは小高い丘の上だ。
この辺りが怪しいか…?
と、ここで踏切が鳴る音がした。
!!
こんなところに踏切が!
本当に隠されたような場所に踏切がある。近くに来ていても、音がするまで全く気付かなかったくらいだ。
205系が来たところを撮影。この風景も3月で見納めとなる。
踏切を渡ってみる。左側に民家が見え、その向こうは県道30号だ。
もう少し先に進んでみる。
なんと、畑に出て道が消えてしまった。すぐ先にある県道には、民家の中を通らないと行くことができないのだ。
もちろん民家に入ると不法侵入になるので、ここで引き返す。
幹線道路から近いにもかかわらずアクセスできないという、秘境度の高い踏切であった。
では、岡村道踏切の存在意義は何なのだろうか。
おそらく、踏切西側の民家の方が踏切東側にも土地を持っており、そこを行き来するために存在しているのであろう。
なかなか面白い踏切であった。