まずは、福島県矢祭町、八溝山のふもとの吉野平の不動滝である。
ここは次に紹介する山本不動尊の帰りに寄ったところで、県道196号を走っていると唐突に看板が現れるので、路肩に駐車。

降り口は非常にわかりにくく、一度田んぼの脇に降りてから林の中に分け入っていく。川に降りる直前は結構急勾配なので足元に注意。

滝に到着。岩の割れ目から水が流れており、かの有名な千葉県の濃溝の滝を彷彿とさせる。しかし、滝の真上に配管があるのが非常にもったいない。

アングルによっては滝の背景に県道が写ってしまうので、アングルを工夫すればこのように濃溝の滝のような写真が撮れる。
お次はひびくらの滝。福島県棚倉町の山本不動尊の奥には「山本不動渓流」があるが、わざわざ道路地図にも地理院地図にも渓流の名前で記載されているので、どんなところだろうということで確認しに歩いてみた。
山本不動尊に参拝し(写真省略)、奥の山本不動渓流に向けて歩き出す。

案内板によると、最奥に「ひびくらの滝」なるものがある。どのくらい歩くかわからないが、そこまで行ってみよう。

歩き出してすぐに渓流を渡る。透明度の高い美しい渓流だ。

第1キャンプ場を横目に林道を歩く。渓流沿いできれいなトイレもあり、快適そうなキャンプ場だ。
しばらく歩くと第2キャンプ場があるが、こちらは閉鎖中だった。ここと奥の「花木園」は管理されている様子がなく、ほぼ自然に還っていた。

林道もだんだん怪しい感じになってきた。

その先には、倒木の危険があるため入林するなという看板。ここから先は自己責任となる。山本不動渓流とひびくらの滝を観光利用する気はなさそうだ。

出発地点から15分ほどで沢は二手に分かれ、木橋が架かっている。欄干が半分腐っているので欄干は触らないようにしよう。

木橋を過ぎると一気に道の状況が悪くなり、道が浸食され崩れているところが目立つようになる。まだ歩行する分には十分な幅があるので先に進む。

巨大な倒木があるが、乗り越えて進む。

危険を感じるレベルになったら撤退すると心に決めて慎重にすすむ。もう一つの木橋を越える。

出発から約1km、撤退が頭をよぎったタイミングでひびくらの滝の看板が出現。ナイスタイミング。

滝自体は高さ3mほどの小さな滝で、わざわざこの滝目当てで来るような滝ではないが、山本不動渓流の美しい流れを眺めながらの散策は悪いものではない。
…滝までの道はもう少し整備されてほしいが。
山本不動尊は非常にいい雰囲気の名刹であるので、訪れた際は少し足を延ばしてみてほしい。