のら松の旅日記(ブログ版)

鉄道・登山・県道標識収集の総合旅行記

県民の森と赤滝

栃木県県民の森は県民が自然と気軽に触れ合ったり、ハイキングを楽しむために整備されている。

そして場内には縦横無尽に林道が整備されており、県民の森から八方ヶ原、尚仁沢湧水に抜けるルートは定番のツーリングスポットである。

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県民の森へは通常は県道271号県民の森矢板線でアクセスするが、今回はその北側に並行する林道寺山線でアクセスする。

谷に沿って伸びる田園の脇を進むと…

 

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だんだん林道らしくなってきた。

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森の中を抜けると突然集落が現れる。寺山観音寺とその門前にある寺山集落だ。

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寺山観音寺に参拝した後、先に進もうとするが、寺山線はあえなく通行止めだった。

 

というわけで、迂回して赤滝へ。林道赤滝線を北上する。

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左手に滝が流れているのが見えると、右側にガードレールの切れ目がある。

※上の写真は見やすさのため振り返って撮影

 

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赤滝入口脇には小さな祠と無名滝がある。

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赤滝に降りる前に、もったいぶって赤滝の落ち口をに降りてみた。

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赤滝を真横から見る。ここで足を滑らせてしまい、バランスを崩してヒヤッとした。ここに来るにはくれぐれも自己責任で。

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さて、正規ルートに戻る。急な階段で滑りやすいので慎重に下る必要がある。

赤滝が目の前に広がってきたが、滝の真ん前に立つには非常に滑りやすい石の上を渡り歩いていかないといけない。

 

何度も滑り、ベストアングルの場所にようやくたどりついた!

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写真ではわかりにくいが、右下の方にある岩は本当に真っ赤だ。赤滝という名前通りの滝である。

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林道赤滝線に戻る。なお、赤滝から先は工事のため通行止めだ。

さて、縦横無尽に走る林道を走破してみる。

赤滝線を戻り、林道栗の木沢線を北上。

さらに林道ミツモチ八方線に入る。

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一般車が通行できる終点まで行くと、展望台がある。なお、終点近くは砂利が多く浮いており、通行には注意が必要。

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展望台からの眺め。

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続いて林道ミツモチ線。草が延びており実質的な道幅が半分ほどになっている。

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しばらく行くとよく管理された林間の道となる。こんなところで車2台とすれ違った。この先は先ほどの写真のような光景だが、無事に通り抜けられただろうか。

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下りきると林道栗の木平線の起点に戻る。

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一旦県道271号県民の森矢板線まで下り、西側に移動し、今度は林道生産の森線を上る。

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なんと道がダートとなった!未舗装の林道があると思ってなかったので思わぬ収穫だ。

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写真だといまいち伝わらないが、両側からの草によってかなりの圧迫感がある。そのため、砂利の部分ではなく真ん中の草が生えている部分を通らないといけない場面が多かった。完全に季節を間違えたか。

それでもセローの走破性なら何とかなってしまう。

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林道片倉線との交差点に出た。この林道はほとんど使われていないようだ。

この交差点を直進すると林道弓張線だ。

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この林道もほとんど使われていないようだ。

クモの巣を払いながら進む。

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林道弓張線に戻る。

起点(終点?)付近の苔が生えた橋が印象的だ。

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林道七尋線に出る。七尋沢沿いに下る静かな林道だ。

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ラストは林道ザラメキ線。伐採地から山々を望むことができた。

 

帰り道は県道271号線の南側に並行する林道西入線から下った。

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急なカーブも少なく、ずっと同じ勾配で下り続ける非常に快適な道だった。