2018年のことであるが、当時東京23区にわずかに残っていた角形信号機を写真に収めていたので、記念碑的に記事に残していこうと思う。
まず1つ目は竹ノ塚の角形1灯。後の2つと併せてタモリ倶楽部でも紹介された。
「タモリ倶楽部 ヴィンテージ信号機」で検索すると放送時の様子を知ることができる。
2つ目。なお、竹ノ塚の3つの角形信号機は今はすべて撤去され、止まれ標識になっている。
今はもう見ることができない、角形信号機の裏側の姿。
こちらが最後の一つ。
丸型の1灯信号機も存在した。
場所は移って小岩にぽつんと残っていた角形信号機。
止まれ標識が準備されており、すでに余命宣告されていた。
足立区に戻る。増田橋交差点には4灯矢印も存在する。4灯矢印自体は宇都宮市にもあるので見慣れてはいる。
足立区には自転車用の黄黄赤交差点もある。
こちらは有名物件、後楽園駅前の横一列矢印信号である。
歩道橋の高さ制限の影響であろう。信号機はおそらく特注品で、大変珍しい。
反対側は違う形で矢印が取り付けられており、見ごたえがある。
ラストは品川区八潮のコンテナふ頭にある赤赤赤信号機。
3灯とも赤なのはここと鹿児島県志布志市だけという大変貴重なものだ。
左赤・中赤が交互に点灯し、踏切の警報機のような点灯の仕方をする。
違和感MAXだが、群馬県桐生市の左赤・右赤同時点灯ほどではなかった。
古い写真をあさっていたら、柴又で何気なく撮っていた写真がなんと角形の両面設置であった。これは大変貴重だ。
さらに昔の写真からの掘り出し物を。
王子三丁目の4灯矢印。
都電用の信号機。東日本では非常に珍しい黄色矢印だ。
なんと、貴重な角形一灯が撤去されている現場にも遭遇。
場所は…たしか御茶ノ水のあたりだったような…
なお、写真は2013年のものである。
これにて、掘り出し物の写真紹介を終了する。