のら松の旅日記(ブログ版)

鉄道・登山・県道標識収集の総合旅行記

奥久慈パノラマラインと武生林道

今回は前から走ってみたかった絶景ロード、奥久慈パノラマラインと武生林道を走った。袋田の滝を起点として、反時計回りに周回するようなルートを取れるので、プランを立てやすい。

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林道の説明は下の写真に任せる。男体山の西側を縦貫する幹線林道で、山中の集落をつなぐ役割と、男体山登山口へのアプローチの役割もある。

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案内板にもある通り、途中にはトンネルもあり、道幅は広い。交通量は林道にしては多く、普通車も多く通っている。

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道中には素敵なカフェも。今回はあまり時間に余裕がないのでパス。

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しばらくすると集落に出る。かなり山深い場所にある集落だ。秘境と言っていい立地である。

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トンネルを通過。なかなか高規格だ。

終点近くの「つつじヶ丘展望台」で休憩。駐車場にバイクを停め、山道を数分登ると…

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男体山の山並みを一望することができた!!

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そして終点に到着。14.5kmの道のりだったが、非常に快適で短く感じた。ドライブコースとしてもおすすめしたい。

 

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終点からは茨城県道322号を南下するが、林道よりはるかに道幅が狭く、車一台がやっと通れるほどの幅しかない「険道」である。

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おにぎりとヘキサだけで文字情報のない変わった標識を発見。

東に向きを変え、竜神大吊橋に向かう。

帰りは、竜神大吊橋北側にある武生(たきゅう)林道を通った。

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ここが林道入口。看板が小さいので見逃しに注意。

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途中までは狭いが、ある程度上ると広い林道に突き当たる。

右折が武生林道で、左折は工事中だ。工事看板にはグリーンライン武生線開設工事とある。最初の狭い区間も、新設の広い林道に取って代わられるのであろう。

グリーンラインは、この辺りの複数の林道をまとめた総称であり、ここに来る途中に諸沢線も通過している。

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木の展望台を発見。登ってみよう。

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これから行く山々を望むことができた。

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 時々山並みを眺めながらのワインディング。そこそこスピードが出せる。

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しばらく走ると、山奥に突然集落が現れる。自ら「秘境」を自称している持方集落だ。

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林道を延々と登らないとたどり着けない、天空の集落。関東でこういうところは珍しいので、廃れずに残っていてほしい。

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持方集落を境に武生線から水根持方線に切り替わる。若干幅員は狭くなるが新しく快適な道だ。一気に下ったので撮影した写真は少ない。

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下りきったところにある看板。奥久慈パノラマラインも地図に書かれており、位置関係が分かりやすい。新月居トンネルの下側から反時計回りに奥久慈パノラマライン→竜神ダム→武生線・水根持方線とたどってきた。

是非一度たどっていただきたいコースだ。周辺の袋田の滝などと組み合わせればより一層思い出に残るツーリングとなるだろう。