大荷場木浦沢線は令和3年7月7日から通行止めになっているようです。ご注意ください。
令和3年12月8日に通行止め解除されました。通行止めになりやすい道ですので今後も最新情報をご確認ください。
新緑の時期となり、絶好の林道探訪日和となった。今回は、台風19号の被害から復旧した林道を中心に走り、林道沿いの滝めぐりも行った。
林道の概要や位置は下記記事を参照されたい。
まずは林道横根線。
寄栗の集落を過ぎ、家がなくなったところで道は左右に分かれ、左は林道横根線起点となる。
ここは、前から行きたかった寄栗の大滝に行くためにいったん右折。
荒井川の滝のような急流に沿って、林道も猛烈な勾配で上がっていく。
林道は大滝入口の駐車場で通行止となる。
大滝はここから400m歩く。
最初こそそれほど急ではないが、川を歩いて超えてからはかなりの急坂となる。
途中には鎖場もある。鎖を使わなくとも余裕で歩けるが、少なくともハイヒール等では来ない方がいい。
鎖場を過ぎると、右側に淵があり、降り立ってみると小滝があった。目の前に立てるので小滝とはいえ結構な迫力だ。
小滝から上はずっと名無しの滝が連続するようになり、登山道はその脇を同じ急勾配で登っていく。
そして、谷のどん詰まり、これ以上は道具無しでは進めない、というところに寄栗の大滝が落ちている。
思っていた以上に落差があり、なかなかの名瀑だ。もう少しアクセスのいい場所に有れば有名になったかもしれないが。
これだけの落差がありながら、滝の目の前に立てるというのが素晴らしい。十分に涼んだ後、引き返した。
さて、林道横根線を行く。チャリダーにとっては割と有名のようだが、バイクではひたすら単調に登るだけとなってしまう。
林道前日光線に突き当たった。南に向きを変える。これから大荷場木浦沢線に向かうが、途中でいったん県道246号を下り、太郎次の滝に寄り道した。
県道から階段を降り、1分ほどで着く。
小さな滝ながらなかなか美しい流れだ。
林道前日光線に戻り、県道15号までひたすら走る。新緑が眩しく、飽きさせない。車も結構な台数通っていた。
粕尾側の終点近くには奥深沢不動の滝の看板が。看板の脇のかすかな踏み跡を降りていくと、滝とご対面できる。
滝はなかなか立派だが、木が邪魔でよく見えなかった。
とうとう県道15号に突き当たった。ここを右折すると間もなく大荷場木浦沢線の入口となる。
大荷場木浦沢線の入口に到着。万年通行止と思われた林道をついに通ることができる。
注意書きの看板が多く、あまり一般の人は通ってほしくないのだろう。林業関係者のために最低限通したという感じだ。周辺の完抜林道より格段に路面状況が悪いため、自己責任で通ろう。
上り始めて早速小崩落が。だがもちろん二輪なら余裕。
路面は大きくたわんでいる場所があり、次大雨が降ったらまた通行止になるかもしれない。
途中で伐採地を見下ろすところがあり、好展望が得られる。
峠を越え、佐野側に入る。
佐野側はひたすら単調な下りだ。ところどころ舗装が新しいところがあり、災害復旧を行ったのだろう。
下りきるとそのまま県道200号に接続する。この後さらに2つの林道を通り抜けたが、長くなるのでここで一旦記事を区切る。
↓続きは次回記事で!