前回の秘境踏切の記事が思いのほか好評であったので、今回は秘境踏切第2弾。
前回は栃木県最北の踏切。じゃあ、次はその1個北、(東北本線で)福島県最南の踏切だ。
※福島県の本当の最南の踏切は水郡線の踏切(名称不明)である。
Googleマップでもどこからアクセスできるのかわからず、かなりの苦戦が予想された。
西側を通る道からアプローチを探る。この道は旧東北本線跡で、豊原駅から白坂駅まで、ゆるやかなカーブを描いている。
黒川橋梁をくぐって少し行くと、右に入る道を発見。空中写真で見た踏切の位置的にもここから入るのが正しいだろう(上の写真は振り返って撮影。奥が旧東北本線豊原方面、左がアプローチ路)。
すると、路傍には乗用車通行禁止の看板が。
これは!!
今まで第3種・第4種踏切などでよく見たものだ。わざわざ規制をかける必要があるということは、この先に踏切があるからに他ならない。
思いのほか簡単にアプローチ路が見つかってしまったが、進んでいこう。
未舗装で落ち葉もよくたまっているが、よく人が入っていると思われる道だ。
目の前が明るくなってきた。踏切は近そうだ。
踏切到達!!
空中写真からではどこから行けばいいか皆目見当がつかなかったが、あっけなく到達することができた。
一般者の通行はほぼ皆無と思われるが、保線関係の人が使っていると思われる。
ここで初めて名前が判明。黒川踏切という。
反対側から見たところ。
そして、踏切の先はどこに行くか、なのだが…
行けそうに見えるが、道のように見える部分は全て泥だらけでぬかるんでいた。
人が通らなくなって久しいのであろう。
長靴などがあれば突破できたであろうがそこまでして行くような場所でもない。
引き返すこととした。
最後に、秘境踏切を行きかうE531系を撮影して黒川踏切を後にした。