今回は足利市の林道をまとめて紹介。
①林道長石線
下記記事を参照。
②林道栗谷・松田線
深高山東側を通る舗装林道。残念ながら不法投棄が多い。
特に見どころのない舗装林道かと思いきや…
ふもとを望むことができる場所があった。
なお、終点に接続する県道218号線は二輪車通行止めのため、起点まで引き返すしかない。
③白葉林道
群馬県桐生市菱町から栃木県足利市小俣に抜ける、白葉峠越えの林道。よくある舗装林道ではあるのだが、実は歴史のある道である。
峠の入口には地元有志で作成したと思われる、かるたの絵札が書かれた案内板を通り過ぎる。この辺りには製鉄遺跡があったという。
峠は広い切通しとなっている。
桐生側、足利側のそれぞれから林道の建設が進んだため、林道の開通記念碑が桐生側と足利側の2つある。
ここで一つ雑学を紹介するが、栃木県と群馬県を結ぶ車道の峠は、白葉峠以外にはなんと日光の金精峠しかない。
確かに国道122号の日足峠は完全に栃木県内だし、白葉峠の北に位置する老越路峠は微妙に佐野市内に位置する。
なお、登山道の峠としては六林班峠や湯沢峠があるが、非常に険しい。
足利側に降りてきた。場所柄、不法投棄が非常に多い。ツーリングの際はマナーを守って行動したい。
④林道大岩線
大岩毘沙門天に南から登る道。道幅は広いが、勾配は完全に林道のそれだ。
突き当りの近くには大岩山西公園がある。とても景色が良く、休憩にちょうどいい。
富士山もバッチリ望むことができた。
帰りに大岩毘沙門天に参拝。コロナ収束を祈る。
手水には花が浮かんでおり、映える絵面だ。
アップでも撮影。
⑤林道大岩月谷線
林道大岩線から東に下る林道。ハイキング客が多いので走行の際には注意。
⑥林道入山線
名草から名草巨石群の裏までを車道で連絡する道。
名草巨石群付近の地形はそれほど険しくないのに、どこからこんな巨大な石が出てきたのか、不思議な場所である。とりわけ、「弁慶の手割石」は大きな岩が真っ二つに切れており、某有名アニメの一場面を彷彿とさせると一部で話題となっている。気になった方はぜひ訪れてみてほしい。
なお、名草巨石群の手前から分岐すると林道長石線に連絡することができる。