のら松の旅日記(ブログ版)

鉄道・登山・県道標識収集の総合旅行記

林道三境線

今回は地図を見て気になっていた、桐生市の完抜林道を紹介。

今回は、2つ走り通したうちの第一弾。

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↑林道三境線入口(草木湖側)から草木湖方面を振り返る。

 

まずは林道三境線。草木湖と梅田湖を直接結ぶ道であり、利用価値の高い道である。ただし、梅田湖から栃木県境側は二輪車通行禁止のため、足利方面につなぐことができないのが痛いが。

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群馬県道343号線と同じくらいの道幅があり、車でも路面状況に気を付ければ十分通ることができる。佐野市飛駒から老越路峠~梅田湖~林道三境線~草木湖と結んでドライブすると楽しそうだ。

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入口直後に紅葉が美しい区間があった。

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その後は11%の勾配でぐんぐん上っていく。勾配がきついのと路面状況が一部悪いことを除けば普通の山道だ。

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頂上まで着くと三境隧道に到着。照明がなく不気味な雰囲気だ。その雰囲気からか、心霊スポットとしても知られている。

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下りきったところには三境線のわかりやすい看板が。しかし、三境隧道が三境「隋」道になっているほか(よくある誤字)、桐生川沿いの県道は桐生田沼線(66号)ではなく上藤生大洲線(337号)である。

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↑三境線梅田湖側入口。

さてこの県道337号、大規模林道にありがちな「林道よりアプローチ県道のほうが狭い」法則を見事に踏襲している。

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林道入口から北側は四輪車通行禁止。ということは二輪は通行可能か。終点(正確に言うと起点)まで数百mのため行ってみることとした。

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根本山登山口の立派な案内板が見えた。根本山は群馬県側からのアプローチが一般的だが、登山口から先はすべて栃木県に属する変わった山だ。

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県境が県道の起点となっていて、そこから先はゲート閉鎖されている。

ここで引き返す。

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県道は車一台がようやく通れるほどの幅の険道であり、普通車だと梅田ふるさとセンターまでは気が抜けない運転を強いられる。

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この辺りの桐生川は小さな滝が連続しており、紅葉狩りの人も多く見かけた。

梅田ふるさとセンターでそばをいただき、帰路についた。