2020年最後の記事は林道にするか踏切にするか迷ったが、踏切の記事で締めくくりたい。
今回は栃木県の高根沢町と那須烏山市を結ぶローカル線である烏山線の第3種・第4種踏切をすべて紹介する。
なお、第3種・第4種踏切については下記の記事を参照。本記事の一部は下記記事から転載したものもある。
・旧祖母井街道踏切
実質下野花岡駅の構内踏切。第1種化されてもよさそうな場所にあるが、駅のすぐ近くで低速で進入することと、見通しが良いことからそのままなのだろう。
・第六文挾踏切
仁井田~鴻野山間。広蔵寺の裏手にあり、利用者は極めて少ないと思われる。
↑左に入ると踏切。
鴻野山~大金間。詳細情報なし。ストリートビューもないので訪問して第4種かどうか確かめるしかない。
→実際に訪問したところ、普通の第1種踏切であった。しかし不思議なネーミングの踏切である。
踏切に至る道の入口には古い看板が。
↑一度見たらなかなか忘れないインパクトのある名前。
・(仮称)荒川建設裏の踏切 →雲平裏踏切(正式名称)
鴻野山~大金間。詳細情報なし。ストリートビューもないので訪問して第4種かどうか確かめるしかない。
→第3種踏切だった。人家も近くにあるのに第3種となっている。
↑踏切に至る道の入口。
↑非常に細い道だが、生活道路として利用されているようだ。
↑ACCUMが通過するシーンを撮影。第1種踏切で撮るより迫力を感じる。
↑反対側にはいかにも昔の看板といったセンスの絵がある。男の子と女の子が半分ずつドッキングしてしまっているキメラ(?)が描かれた不気味な看板だ。
(以下、冒頭に紹介した記事の再掲)
・(仮称)滝駅東側の踏切(第一滝踏切?)
滝~烏山間。かつて渡ったことがあるが、おそらく廃止されたと思われる。現状をもう一度確認したい。
→(2020/09/27)やはり廃止されていた。踏切の先の遊歩道ごと廃止されたと思われる。なお、踏切に至る道の入口は「この先の踏切は車両の通行ができません」の看板が残っている。
・穴切踏切
滝~烏山間。ストリートビューによる遠望だと、第1種か第4種かはっきりしない。ついでに訪問したい。
→(2020/09/27)現地を見たところ、第3種踏切でした。
踏切への分岐前の道も十分狭いが、踏切に向かう道は四輪の通行は厳しい。ペットボトルが目印となっているゲートが作られ、幅員は1.7mですと書かれている。
踏切は小特以外四輪通行禁止。
遮断機はないが、警報機があると、安心感は第1種とほとんど変わらない。
第3種踏切とAccumの組み合わせを撮影してみた。
・第一金井踏切
滝~烏山間。一つ南にある同規模の踏切は第1種だがこちらは第4種。
→(2020/09/27)現地を見ていると第4種の理由が分かる。警報機も設置できないような極狭路。通る人もほとんどいないのか藪化しており、ぎりぎり通れないことはないという感じであった。
西からであれば、上の写真のように通りから踏切がすぐ見えるが、この踏切に東からアクセスしようとすると大変だ。
まず入り口からこんな感じである。人の家の入口にしか見えない。
行き止まりにしか見えないが、藪の間に人一人がようやく通れる獣道がある。
この先に踏切があることを知らなかったら通りたくない道だ。
藪の先に踏切が見えました!
なかなか強烈な場所でした。