①八溝縦貫線
那須町大和須から大田原市須佐木まで、八溝山の南西側をひたすらうねうねと蛇行して縦貫する基幹林道。延長は32.7km。
なお、起点から終点までを県道などで迂回すると、遠回りにも関わらずなんと20.7kmで到着できる。この林道がいかに蛇行しまくっているかがわかる。上の図を見ればわかるように、複数の林道を串刺しにするように通っており、これらを連絡する役割も大きいと考えられる。
道幅は広く、通行止め区間を除けば普通車でも問題なく通ることができる。清水内南方線と塩畑塩ノ草線の間は通行止めとなっている。
②鍛治内磯上線
その名の通り、鍛治内地区と磯上地区を結ぶ道。
全線舗装で、生活道路としても重要な道と思われる。おそらく台風19号の影響と思われる斜面崩壊が1か所あるが、通行には支障なく、通行止めもされていない。
②入小滝鍛治内線
鍛治内地区と、その南側の入小滝地区を結ぶ。全線舗装で、普通車でも問題なく走行できる。Googleカー走破済み。
③稗畑入小滝線
入小滝地区と、その南側にある稗畑地区を結ぶ。全線舗装。①から③までほぼ連続して走り通すことができる。
④不動沢林道
桜の名所として知られる磯上の山桜の脇から入る林道。
地形図で実線で書かれているところの一番奥まで行くことができ、ほぼ全線が未舗装である。ピストン林道であるが片道2km以上のダートを楽しめるのでお勧めの道である。
⑤磯上林道
八溝縦貫線の東側でループしている未舗装林道。入口からしばらくは走りやすいダートだが…
途中には祠がある。せっかくなのでお参りした。この先は路面が荒れており、倒木もあったので今回は断念。日をおいて挑戦することにした。
⑥中崎林道
上の地図で、送電線の北側で尾根沿いに蛇行しているのが中崎林道で、谷沿いで直線的なルートを取るのが⑦入小滝林道。
磯上林道と合わせ3つのダート林道がひしめいているが、結果的に一つも完走することができなかった。
中崎林道は入口で無念のゲート閉鎖。 完走できれば楽しそうな道なのだが。
⑦入小滝林道
前半は快適なダート。途中からは舗装されており、このまま完走かと思いきや、伐採車両に阻まれ断念。公道でない林道は伐採車両優先でも文句は言えない。
⑧林道いやや線
インパクトのある林道名。入小滝林道のゲート前から右に分岐する。頑張って進んでみたが、路面の洗堀が酷く断念。
※追記
⓹~⑧の再訪記録はこちら。
以上、完全に生活道路となっている林道から骨のあるダートまで、いろいろな林道を楽しめるのが八溝山麓の林道群の魅力だ。今回だけでは紹介しきれないので、次回に続く。
↓11/23次回記事更新。