のら松の旅日記(ブログ版)

鉄道・登山・県道標識収集の総合旅行記

長岡樹林地とその周辺の里山(前編)

前回の戸祭山と同じ日に行ったものです。

noramatsu.hatenablog.com

 

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今回は長岡公園の駐車場を起点とし、上の案内図の遊歩道を、「南入口」(写真右側)から北(左側)に突っ切り、写真左上の遊歩道終点に出てから、北側の尾根道に入り、上の案内図の左下のほうにある道に出て長岡公園に戻ってきています。

もう少しわかりやすい地図はこちら↓

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© OpenStreetMap contributors

 

さて、長岡公園を出発し、戸祭台から富士見ヶ丘に至る尾根道を東に行くと、ガードレールの切れ目がある。

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ここが南入り口だ。長岡樹林地に入ると緩やかな下り坂が続く。住宅街も近くに見えるので山が怖いという方も安心だ。森も手入れが行き届いており太陽光が良く入る。

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左側に小さな谷の小川を観ながら進むと、ため池に到着する。

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長岡公園から、西入口を経由してこちらに下ってくることもできる。どちらを選ぶかはお好みで。

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ため池を過ぎると道はグッと広くなり、軽車両が通った跡もある。ため池とこの先の谷津田に出入りする農業用車両だろう。

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左側が明るくなってきたので寄り道すると見事な谷津田が。谷津とは丘陵地帯の里山に見られる地形で、低い山と山に挟まれた細い谷のことである。地域によって谷戸、谷地などとも呼ばれる。山村ならまだしも、このような市街地近郊で見られるのは貴重である。

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そのまま進むと舗装路に突き当たる。右に行くと富士見ヶ丘、まっすぐ行くと田原街道に出る。

これだけでは物足りないので、谷津田の北側の尾根道を通り長岡公園に戻ろう。左へ。

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産業廃棄物の置かれた私有地のような場所を通り抜けると、道は急に細くなり心もとなくなる。

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そして道はほぼ完全に消えてしまう。ただ尾根沿いに歩けば何とかなると信じ、低いヤブを踏みしめ進む。

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道はか細いながらも再び現れ、十字路に着いた。この道はほとんど使われていないのであろう。もしこの尾根を通りたいのなら宮環側から登ってくることを勧める。

十字路をまっすぐ降りると宮環に最短で出て、右に行くと鉄塔を経由して宮環に出る(後編でこの2つのルートを探索している)。

この十字路を左(西)へ。

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しばらくは細いけもの道が続き、心細い。

途中の十字路は直進(上写真)。後編ではこの十字路を左から登り右に下る。

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途中このような景色のいいところも。しかし、目の前には耕作放棄地と思われる荒れ地が一面に広がり、荒んだ光景だ。

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だんだん道が良くなってきて、ついには舗装が見られる。

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ここまでくれば長岡公園北側の十字路はすぐだ。

後は左(南)に進み長岡公園に戻った。

後編では長岡樹林地の枝道と、「十字路」の残りの道を探索する。